「アシュレーって、細いよね」

「え？ほそい？」






















「どうしたんだい、急に」

「アシュレーいいなあ、って」

「何で」

「だって体が全体的に細いし、手足長いし、そこそこかっこいいし、」

「はは……」





そうか、確かに僕は細いけど





「ひょっとして体形を気にしてるのかい？
僕はちょっと丸みのあった方が可愛いと思うけど」

「それに」





聞けよ





「………その…強いし」

「え」

「いいよね、アシュレーは」





え？強い？





「いきなりどうしたんだ？」

「………わたしは弱いもん」

「…おい、こっち向いてくれよ」

「…………」





リルカ、ひょっとして





「リルカだって強いじゃないか」

「わたしは弱い！もっと魔法を覚えたいのもっと役に立ちたいのもっと使命に縛られてたいの！」

「うわっ…何だよ、怒ってるのか？」

「その逆！かなしいの！」





充分役に立ってるよ





「リルカは充分役に立ってるよ」

「だってぇ……わたし、体力もないし物覚え悪いし」

「それが魅力なのに」

「何よぅ魅力って…」

「リルカのいいところ」





ちゃんと伝わるといいな





「…イコール？」

「少なくとも『僕には』役に立ってる」

「…………」














あれ？














「おーい、どうしたんだよ」

「……………何でもないもん」





















―――――――――――――――
当時アシュリルは本当好きでしたね！（マリナの存在どうなるオイ！）
だからＤＩＳＣ２の序盤はリルカがかわいそうでイベント直視できませんでした・・・
でもブラッドが仲間になるかならないかの時はまだよかったなぁ（ホロリ）

そういえば
・ヴィンスフェルトの今夜は傍にいろ発言
・アンテノーラの「心も体も」赤裸々告白
・休暇がとれると必ずマリナとすごいことになるアシュレー
・テリィの「純潔な乙女」発言
・妹とベッドへ……なアーヴィング
などと、実はエロゲーなのかと思う瞬間が結構ありました。ＷＡ２ってすごい。

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